□ 高森SIH邸

2軒の住宅が入るほどの広い敷地に築20年の既存住宅。この家を残しつつ、新規リビングを中心とした「はなれ」を増築しました。↗

既存住宅に対し、南側の庭部分に建てなければならないため、ウッドデッキ敷きのライトコートを配置し、安定した北側の採光が取れるように、2間の全開口折れ戸と木建障子を設置しました。


新規玄関・アプローチを東側から通し、廊下から、リビング、出窓付き小上り和室にいたるまで、直線状に見通せるように配慮し、奥行きを大事にしました。


内部の建具を全開放すると全ての外壁を室内から見わたせ、ハウスメーカー製の既存母屋とは対照的に、間取りを感じさせないラウンジとして計画しました。